読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

うるさいほどの静けさ

B'zを中心に、音楽について書いていきます。更新不定期。

赤い河

★★★★★ The 7th Blues

評価:★★★★★

壮大、というシンプルな言葉が最もしっくりくる。

 

Disc1もいよいよ大詰めを迎える。

コロラド川をイメージしたという。『Queen of Madrid』もマドリードが描かれている通り、あくまでもこのアルバムはB'z本人達のルーツを探す旅であるということが表されている(アルバム「EPIC DAY」にはLas Vegasという名の日本の地方が出てくる)。

 

相変わらずこの曲でも悩んでいる主人公が登場する。

 

「FIND ME NOW 宇宙の果ての惑星で悩むボクを

 笑えよ 途絶えることない命を震わせ 赤い河よ」

「何億の月日をかけ 大地を削ってゆく

 泥も涙も飲み込んで 流れる」

 

主人公は自身の中では非常に大きな

「逃げても 追いかけてくる

 ブルーな気持ちがこの胸にぴったりくっついている」

ほどの悩みを抱えている。

しかしそれは広大な、何億もの月日をかけて形成された惑星の中では本当に小さなもの。

 

悩みで制限されてしまった心を持ちながらも、その限られた自由を叫びまくった者が結局うまくやっていけるのだ。

 

曲は約1分40秒のストリングスとキーボードによるイントロから幕を開ける。

長いイントロから自然の広大さを物語るように一気に開けるように耳に入るサビ。

一転、キーボード主体の静かなAメロBメロへと。そしてサビへ入る寸前にはブラス隊も参加し、壮大なサビへと戻ってゆく。

 

アウトロでは絶望から這い上がらんとする主人公を描くようなギターソロ。

主人公は人生という名の『WILD ROAD』を歩き続ける勇気を持つことになる。