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うるさいほどの静けさ

B'zを中心に、音楽について書いていきます。更新不定期。

MY SAD LOVE

評価:★★★★☆

Whitesnakeまんまのポップナンバー。

イントロ~AメロまではWhitesnakeの『Give Me All Your Love』。

The 7th Blues』版『love me,I love you』と私は捉えている。

 

『未成年』『闇の雨』と続いてきた鬱々たる曲に比べ、気が抜けた楽曲。

 

洋楽的ポップナンバーであり、それまでのB'zには無い曲を作りたかったというTAKの意図が読み取れる。実際後にも先にもこの手の曲は殆ど現れない。

 

曲構成もシンプルである中、特筆すべきは必要最低限にまとめたギターソロだろうか。

「弾きまくり」のこのアルバムの中では異色とも言える。曲自体の雰囲気を重んじて短めに抑えることで、聴いている側の心地よさを壊さない。

 

ポップらしい明るい曲調ではあるが、歌詞はタイトル通り『MY SAD LOVE』についてだ。

 

「前の男のこと」が気になる彼女に頭を抱える主人公。

彼女は無意識に数秒の胸のつかえを見せるほどにそれは明らかに態度として出ているのだが、男の前では気丈に振る舞えていると思っている。

 

男は「イケない全部 忘れてよベイビー そして俺を抱いて」

と思う一方で、

「ノスタルジックに思われる ヤツのほうがかっちょいいんじゃないの」

との本音も吐露している。

男の不満を長々と聴かされた最後には

「なんだけど 本当はそんなことどうでもいいくらいに

 君に惚れてるゆるぎない事実が俺の弱みなのよ MY SAD LOVE!!」

結局そんな彼女に惚れてる主人公。「MY SAD LOVE」の続く先には何があるのか。2人のその後が非常に気になる物語だ。